学習体験を充実させるAI×ゲーミフィケーションの手法とは?


「デジタル教材で他者と差別化を図りたい」
「AIを学習効率化だけでなく楽しさを引き出すために活用したい」
そうお考えの方は必見です!

近年、ユーザーが楽しみながら継続的に取り組むための手法として、AI技術とゲーミフィケーションの融合が注目されています。
本記事では、AI×ゲーミフィケーションがユーザーの学習体験にもたらす効果や、AIとゲーミフィケーションの強みを生かした手法について解説します。

「AI」×「ゲーミフィケーション」の効果

AIとゲーミフィケーションとは?

AIとゲーミフィケーションとは何で、それぞれどんな強みがあるのでしょうか?

  • AI
    AI(人工知能)とは、人間のように学習し、考えて判断することができる技術であり、大量のデータを分析し、最適な答えを見つけるのが得意です。
    学習の場面では、AIはユーザーに個別最適化された問題を出題したり、学習計画を立案したりすることができます。

 

  • ゲーミフィケーション
    ゲーミフィケーションとは、ゲームの要素を非ゲーム分野に取り入れ、ユーザーのモチベーション向上や学習効果の発揮を促す手法です。
    学習面では、ユーザーのステータスの可視化や、目標を達成するとフィードバックや報酬を与えるという手法があります。
    ゲーミフィケーションの強みは、ユーザーに学習そのものを「楽しいもの」と思わせ、主体的に取り組ませることができることにあります。

ゲーミフィケーションについてくわしくはこちら

AI×ゲーミフィケーションでより良い学習体験を提供

AIとゲーミフィケーションを組み合わせることで、上記のような強みを最大限に活かし、ユーザーの学習体験をより魅力的かつ効果的にすることができます。具体的には、AIが学習者のニーズを分析してゲーミフィケーションの要素を最適化できます。
従来のデジタル教材では、不特定多数のユーザーが楽しめる要素を学習に加えたものが多くなっています。
しかし、学習者が楽しいと感じるレベルや学習進度は人それぞれです。そこでAIを活用することで、より1人1人に合った「楽しさ」を与えることが可能になり、今まで以上にユーザーのエンゲージメントと学習効果を両立することができます。

AI×ゲーミフィケーションの活用例

ここでは、ユーザーのエンゲージメントと学習効果を高めるための、AI×ゲーミフィケーションの3つの活用例についてご紹介します。

「誰か」と対話しているような見せ方

ゲームと言えば「キャラクター」を活用することが多いです。AIのチャット機能にキャラクターを活用することで、フレンドリーでカジュアルな印象を与えやすく、難しい内容でもユーザーが親しみやすい形で伝えることができます。
特に初心者向けの学習やサポートの場合に効果的です。

ユーザーにちょうどいいライバルと競う

従来のゲーミフィケーションでもランキング機能や他のユーザーと競う機能がありますが、リアルな人間と競争したり比較されたりすることが苦手なユーザーもいます。
そのために、AIと競うというかたちにすることで、ユーザーの実力に合わせて難易度を設定できるため、ユーザーに個別最適化された対戦相手を作り上げることが可能です。

自分専用の学習アドバイザー

従来のゲーミフィケーションでも、ユーザーのステータスを表示したり、進捗を可視化したりする機能はありましたが、AI活用により、これまでの進捗から次の目標値を予想・設定でき、より高度な学習計画を立てることができます。
自分で目標や計画を立てるのが苦手なユーザーをAIがアシストすることで、モチベーション維持が期待できます。

個別最適化された学習環境と楽しい体験を組み合わせることで、ユーザーのエンゲージメントと成果を最大化することが可能です。
AI技術の進化とともに、ゲーミフィケーションの活用はますます広がるでしょう。
ゲーミフィケーションの利点と自社開発のAIメソッドを組み合わせて、他社との差別化を図る教育コンテンツを作る、といったことも考えられるのではないでしょうか。

ネオスではこれまで様々なゲーミフィケーションを取り入れたコンテンツを多数企画・開発してきました。ゲーミフィケーション×AIを活用した新たな教育ビジネスをお考えでしたら、ぜひネオスにご相談ください!

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